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令和6年度 保険改定 医療DX推進体制整備加算

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、6月から医療保険制度が改定となりました。今回の改訂は、これまでにない内容の変更や刷新があり、わたしたち医療関係者も混乱しているところです。

いつものように、新制度は不完全なままスタートし、後から様々な疑義解釈がなされて整備されていくパターンです。

特に今回は施設基準という制度に大きな変更や新規導入がなされました。施設基準とは国が定めるさまざまな条件をクリアすることで、医療機関として認可を受けるということになります。

それだけ、医療の質が向上しますし、患者さんの安全水準も改善されることとなります。反面、患者さんの窓口負担金は微増となります。これだけは、全国共通の保険制度ですのでご理解いただきたく存じます。

なお、当院では新たに医療DX推進体制整備加算の施設基準に適合しました。詳しくは以下となります。

①オンライン請求を行っています。

②オンライン資格確認を行う体制を有しています。

③電子資格確認をして取得した診療情報を、診察室で閲覧又は活用できる体制を有しています。

④電子処方箋の発行(準備中)

⑤電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制(準備中)

⑥マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、お声掛け・ポスター掲示を行っています。

⑦医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療を行うことについて、当該保険医療機関の見やすい場所及びホームページ等に掲示しています。