「床矯正って何?子どもの歯並びを“抜かずに整える”治療について」
「床矯正(しょうきょうせい)」という言葉を聞いたことはありますか?
これは主にお子様の時期に行う矯正治療で、あごの成長を利用して歯が並ぶスペースを広げる治療です。
取り外し式の装置を使い、少しずつあごを広げていくのが特徴です。
■ 床矯正の目的
床矯正は「歯を動かす」よりも、歯が並ぶ“土台(あご)”を広げることが目的です。歯が並ばない原因は歯が並ぶスペースが足りないことが主な要因なのです。
そのため、
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歯を抜かずに済む可能性がある
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将来的な本格矯正を軽くできることがある
- 床矯正のみでもある程度、歯並びが整う可能性がある
といったメリットがあります。
■ メリット
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抜歯を避けられる可能性がある
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発育期を活かし、その子の持っている成長を最大限引き出すことができる
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取り外し可能で清掃しやすい
■ デメリット
ここは大切です。
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装着時間が足りないと効果が出ない
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お子様の協力度に結果が左右される
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すべての歯並びに適応できるわけではない
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最終的にワイヤー矯正やアライナー矯正が必要になるケースもある
つまり「やれば必ずキレイに並ぶ治療」ではありません
■ いつ相談すべき?
目安は5~8歳(乳歯の前歯が抜け始める頃)
この時期を逃すと、床矯正の効果はかなり限定されます。
■ よくある誤解
「床矯正=安くて簡単な矯正」これは違います。
■ まとめ
床矯正は、**「成長を味方につける治療」**です。
ただし、万能ではなく、適応がすべて。気になる方は、早めの相談をおすすめします。

