新型コロナウイルスの感染対策に関しまして
今般の新型コロナウイルス感染症につきましてはここで改めて述べるまでもなく、正に猛威をふるっている状態で、世界中がかつて経験したことのないような混乱の中にあると言えるでしょう。
様々なメディアでも報道されていますが、歯科医師と歯科衛生士が直面している感染リスクの高さはどうしようもないところではあります。
患者さんからも「受診していいのだろうか?」というご質問をいただくようになりました。現状につきまして(4月14日時点)ご案内いたします。
緊急事態宣言下の都市においても医療機関は基本的に閉鎖されていないように、私たち歯科医院も必要な診療を継続しています。歯科治療の多くは、すぐに命に関わるような内容ではありませんが長期間の放置により、後々取り返しのつかないような事態になってしまうことも考えられます。今回のコロナウイルスの影響は未だ終わりが見えませんが、いつか必ず収束するはずです。緊急性のない治療は少し時期をずらすことも考慮すべきと考えますが、以降のために必要な治療につきましては十二分に注意をしながら継続すべきであろうと今の所は考えています。
もともと、私たちは常に感染症のリスクと向き合っていますので日頃から様々な対策を実施していますが、今回の件でより対策を強化していますのでご案内いたします。
常時行っている感染対策
- マスク、グローブ、ゴーグルの着用
- 患者さんごとに使い捨てのエプロン
- コップは滅菌できるよう金属製
- ハンドピースは患者さんごとに交換
- 診療台まわりの患者さんごとの消毒、ラッピング
- 空気清浄機の常設
- 口腔外バキュームの使用
- 半個室設計による患者さん同士の分離
新型コロナウイルス対策として追加した対策
- 空気清浄機の増設(当院はもともと常時換気システムです)
- 診療開始時に薬液によるガラガラうがいのお願い
- 玄関、待合室に手指消毒液の設置
- ドアノブ、手すり、椅子の肘置きなどの頻繁な消毒
- 病院スタッフ(毎朝の体温測定、診療中の頻繁なうがいと白衣へのアルコール噴霧)