10月からの消費税率改定について 〜歯科治療費は?〜
ご存知のように10月より消費税が10%へと改定されます。今回は標準税率と軽減税率の対象品目など、仕組みが複雑でちょっとわかりにくいですね?
医療機関においては公的保険診療に該当するものはもともと非課税です。しかし、10月の増税にあわせて初、再診料が増額されることが決まっています。また、一部の処置に関連する項目も増額されることが決まっています。大まかに言いますと、虫歯治療や入れ歯治療に際して金属などの材料を使用する項目が該当します。歯石とりやX線検査などは据え置きです。これらは最終的には厚労省の決定によるものですので日本全国一律のものです。背景には医療機関で治療のために購入している金属や薬品、器材などの仕入れには消費税が課税されているということがあります。
また、歯ブラシなどのほとんどの口腔ケア製品についても10%の課税対象となります。セラミック治療やインプラント、矯正治療などの自由診療についても10%の課税対象です。
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